「デジタルで絵を上手く描けるようになりたいけど、何をしたら良いか分からない」と思ったことはありませんか?
私は感覚派なので自己流の練習で遠回りしましたが、その中で効率よく上達する方法を発見したので今回ご紹介します
とにかく一番練習が必要なのは模写です!
参考 デジタルイラストを始めた頃と、近年の絵を比較
2013年5月に描いた絵 2017年10月に描いた絵
模写が好きで描きまくってたら、だいぶ上達しました!(右の絵参照)
初めてのデジタルイラストから上達するには段階的な練習が必要

アナログでもデジタルでも いきなり何も見ずに絵を上手く描くのは難しいので、見本の真似から入ります
- トレース(なぞりがき)
- 模写(見ながら描く)
- 何も見ずに描く
という3ステップを練習すると基礎が身につき上手くなります
初めてのデジタルイラストから上達する3ステップを解説

早速3つのステップについて説明していきます
この順序でしっかり練習すれば、今より上手く描けるようになります!
1.トレース(なぞり書き)をして描くことに慣れる
最初は「トレース」をして描く事に慣れます
トレースとは元の絵や写真を下に敷いて上からなぞり描きすること。
好きな絵や写真を下に置いて、その上からなぞって描いていきます
トレースの詳しいやり方はこちらをご覧ください
線がガタガタすると見栄えが悪いので、滑らかな線を描けるようにしましょう

悪い例 良い例
全く絵心がない旦那がトレースした絵(左の絵)
- 線がガタガタの上、途切れてる
- 元の絵からはみ出している
私がトレースした絵(右の絵)
- 線の繋ぎ目が分かりにくい
- 線が滑らか
何度も練習して
- 滑らかな線の描き方
- 色の塗り方
- アプリ、ソフトの基本的な機能の使い方
を覚えます
2.模写(見ながら描く)をして描き方を覚える
トレースに慣れてきたら、見ながら描く模写に挑戦しましょう
ただ何も考えずに模写するのではなく、「手はこうやって描くんだ」など考えながら描きます

模写さえ上手くなればこっちのもの!
見て描ける力がつけば、オリジナルを描く時も参考資料などあれば何でも描けるようになります
実際に模写してみると分かるのですが、描いているうちに目や口・鼻や輪郭など色々なパーツがズレてきます
位置が変わると似なくなってしまうので、こまめにチェックしながら描き進めましょう

とにかく細かい所も面倒だと思わずに丁寧に描くこと!
少しくらい良いよね、と手を抜くと一気に完成度が低くなります
3.オリジナルの絵を描く
模写に慣れたらオリジナルの絵を描いてみます
想像だけで描くのが難しい時は、見本となる資料や画像を見ながら構図などを決めます
線画は仕上がりに影響するので丁寧に描きましょう
ちなみに私はこの手順で描いてます
①骨格ラフ(ザックリな下書き) ②ラフ(肉付けした下書き) ③線画(本書き) ④色塗り
初めてのデジタルイラストから上達する方法まとめ

とにかく模写が一番大事です。見ながら描く力をしっかり付けましょう
模写が上手くなれば
- 参考資料だけでオリジナルが描ける
- 似顔絵やアイコンも描ける
と幅が広がりますし、見本さえあれば何でも描けます
つまずいたら1つ前の段階を練習すれば良いので、焦らずゆっくり好きなものを描いていきましょう
諦めずに練習すれば上達するので、あなたも是非このステップで挑戦してみて下さい!
こちらの記事もおすすめ!
▼トレースのやり方
▼基本的な色の塗り方
▼絵を上手く見せる方法