「描いたイラストを上手く見せたい!」と思った事はありませんか?
イラストを公開するなら、ちょっとでも上手く見せたいですよね
そこで今回はデジタルイラストが上手く見える簡単テクニックをご紹介します

どれも簡単にできるので、良かったら読んでみてください!
デジタルイラストが上手く見える方法【基本編】

まずは基本的な流れでできる、イラストを上手く見せる方法をご紹介します
ラフ画(下書き)を描く
いきなり線画を描くのではなく、まずはラフ画(下書き)を描いてから線画を描きます
「アタリを描く」とも言います(アタリとは、仮で一時的に使用する画像やイラストのこと)
ラフ画 線画

バランスが崩れないように関節の位置も描くといいよ!
線画を綺麗に描く
線画はかなり目立つので、線画が必要な絵はとにかく丁寧に描きましょう
良い例 悪い例
上記のことを意識しながら描くと、だいぶ見栄えが良くなります
光と影をつける
光と影をつけて立体感を出します
光源を決めてどこが照らされていて、どこに影ができているのかを考えて塗ります


影は薄いとボヤッとした絵になるので、濃い目の色にしましょう!
色の境目をぼかす
アニメ塗りなら不要ですが、私は基本ぼかし塗りをしてます
色の境目をぼかすと滑らかな仕上がりになります
塗り方については、こちらをご覧ください
デジタルイラストが上手く見える方法【小技編】

続いて、上手く見せる小技をご紹介!
線の太さを変える
筆圧感知があれば、強弱で太さを変えることができます
筆圧感知なし 筆圧感知あり
- 線の太さ、濃さが全部同じ
- 繊細な線を表現できない
- 立体感がなくのっぺりした印象
- 線の太さ、濃さを強弱で変えられる
- 髪や服のシワなど繊細な線を表現できる
- メリハリをつけられる
筆圧感知があるとメリハリがつき、だいぶ印象が変わります
Apple Pencilや筆圧感知があるタッチペンを使うと良いです
手をアップで描く
手をアップで描くと遠近感が出て一気に上手く見えます
まさにこの絵ですが、それっぽく見えますよね!

苦手を隠し、得意で攻める
描きやすい構図や角度で描き、苦手な所は描かないのもありです
それとなく隠したり、描く範囲に入れない!
苦手な角度はキャンバスを回転して描きやすい角度にして描くか、反転しちゃえば良いです

でも練習はちゃんとしましょう
デジタルイラストが上手く見える方法【機能編】

最後に、使うと上手く見える機能をご紹介!
ぼかし
「ぼかし」はめちゃくちゃ便利です!
背景ぼかしなし 背景ぼかしあり
背景を貼りつけて ぼかしました
背景をぼかすことにより、手前の人物にピントを合わせたように見せています

いい感じに遠近感が出たね!
先ほど書いた「色の境目をぼかす」だけでなく、奥のものをぼかして奥行きを出すこともできます
ペン
アプリやソフトには様々な種類のペンがあります
アイビスペイントでは、
- チェーン
- レース
- ファー
など379種類のブラシがあるので凄く便利です

ブラシを使い分けることで、色んな材質を簡単に表現できます
素材
景色・柄・テクスチャなど様々な素材があります
テクスチャとは質感という意味です。
テクスチャなし 布テクスチャあり
布のテクスチャを絵に追加してみました。 (ちなみに、背景も風景素材を使用)
紙や布のなどのテクスチャを貼ると、おしゃれな仕上がりになります
フィルター加工
色収差なし 色収差あり
色をずらす「色収差(いろしゅうさ)」などの加工ができます
アイビスペイントだと、他にも
- 魚眼レンズ
- ステンドグラス風
などのフィルター加工がありワンタッチで簡単にできます
デジタルイラストが上手く見える方法まとめ

少し手を加えるだけでだいぶ変わるので「少しでも上手く見せたい」と思ったら、ぜひ使ってみてください
小技や機能を使って、あなたのイラストのクオリティを上げましょう!
こちらの記事もおすすめ!
▼絵が上達する方法
▼トレース(なぞり描き)のやり方
▼基本的な色の塗り方